エコキャップ運動
エコキャップ運動とは?
エコキャップ運動(エコキャップうんどう)とは、ペットボトルキャップのリサイクル活動に参加することによって、環境や貧困など、世界が直面する様々な課題について、学び、考え、行動する機会を提供する活動である。
子供の命を救い、環境を守るという崇高な目的を掲げるが、現状ではワクチン寄付システムとして非効率なだけでなく、自動車による輸送に代表される化石燃料の過剰消費・二酸化炭素、大気汚染、光化学スモッグ、酸性雨被害の増加を促進させるだけの日本で行われている環境破壊活動である。
そのため、環境保護を偽装し、人権に配慮したふりをすることで、国民の善意と無知を利用したNPO団体が利益を上げる運動であると判断されている。
エコキャップ運動の概要
沿革
2005年5月から活動の呼びかけを行い、同年7月に神奈川県立神奈川総合産業高等学校・大東文化大学練馬キャンパス・中板橋商店会で活動が始まった。活動を全国に広げていくために2006年1月1日に任意団体「エコキャップ推進全国連絡協議会」を設立。2007年8月30日にエコキャップ推進協会と改称し、2008年2月8日に内閣府より特定非営利活動法人として認証された。代表は日本労働組合総連合会元会長・笹森清。副理事2名。理事11名。監事2名。役員には報酬が支払われる。
エコキャップ運動は企業・学校・労働組合・病院などに広がりキャップ回収量は増加している一方で、少しずつ運動を中止する動きも出てきている。
活動の目的
ペットボトルのキャップ収集事業を行い、キャップをゴミとして焼却処分するのではなく再資源化を促進することで、焼却処分に伴うCO2の発生を抑制し「地球環境を改善する」併せて、キャップの再資源化で得た売却益をもって「世界の子どもたちにワクチンを寄贈し救済する」などに寄与することを目的としてきた。
現在は、ワクチン代の寄付を目的とせず、キャップのリサイクル活動に参加することによって、資源や環境や貧困など、世界が直面する様々な課題について、学び、考え、行動する機会を提供することを目的としている。
仕組み
エコキャップ推進協会の場合、キャップ1kg(約400個)あたり15円でリサイクル業者に売却、うち10円が世界の子どもにワクチンを日本委員会に寄付される。「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」による募金がワクチンに換わるまでの経路説明によると、国際連合児童基金への発注を経て現地に届けられる。