オゾン層保護
オゾン層を保護し、有害な紫外線から人体や生態系を守ります
地球を取り巻くオゾン層には有害な紫外線を吸収する働きがあります。オゾン層の減少によってできた「オゾンホール」は、CFC(クロロフルオロカーボン)などのオゾン層破壊物質(ODS)の使用に起因するものとされています。オゾン層破壊物質の生産・消費を地球規模で削減することが必要です。
ウィーン条約
オゾン層の保護を目的とする国際協力のための基本的枠組を定めている条約です(1988年に発効)。
モントリオール議定書
ウィーン条約の下、1989年に発効しました。オゾン層を破壊する物質を特定し、その物質の生産・消費の全廃スケジュールの設定、非締約国との貿易規制などを規定しています。日本は、この議定書に基づいて設立された多数国間基金(MLF)を通じ、中国やインド、モンゴルなどの開発途上国に対して、オゾン層破壊物質の全廃に向けた政策立案支援、代替物質・代替技術への転換や技術者の訓練などを行っています。
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