森林保全
森林の役割はますます重要になっています
森林は、地球環境の保全と経済社会の発展に重要な役割を担っています。熱帯雨林を中心に森林の減少・劣化が急速に進行する中、世界の森林の持続可能な経営の促進が急務となっています。
違法伐採対策
各国の法律に反して行われる違法伐採は、深刻な森林破壊を招く人為的要因の一つです。日本は「違法に伐採された木材は使用すべきでない」という基本的考えに基づき、二国間・多国間の様々な枠組を通じて、違法伐採対策を含む持続可能な森林経営の取組を推進しています。
国際熱帯木材機関(ITTO)
熱帯林の持続可能な経営の促進と熱帯木材貿易の発展を両立させることを目指して1986 年に設立された国際機関で、横浜市に本部が置かれています。日本は世界有数の熱帯木材輸入国であることから、ITTO の政策形成に積極的に関与するとともに、途上国からの要請を踏まえ多数のプロジェクトに資金を拠出しています。
アジア森林パートナーシップ(AFP)
アジアの持続可能な森林経営の促進のため、政府、国際機関および市民社会などが違法伐採対策、森林火災予防、荒廃地の復旧(植林)などの活動を通じて協力していくためのパートナーシップで、日本とインドネシアのイニシアティブにより2002 年のヨハネスブルグ・サミットで発足しました。2008 年からは、気候変動・生態系保全のための森林面積増大などを主要課題に掲げる第2フェーズがスタートしました。
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